天声人语20121224 圣诞夜的随想
本帖最后由 susie27 于 2012-12-24 10:08 编辑数あるクリスマスソングの中でも「ホワイト・クリスマス」の人気はゆるぎない。え、知らない、とおっしゃる向きも、出だしを聴けば、ああこれか、と思うだろう。世界で一番多くレコードが売れた、という説もあるほどだ
即使在数目众多的圣诞歌曲中,《白色圣诞节》(White Christmas)的人气也不曾动摇过。什么?不知道?如果你想要这么说的话,只要听一下歌曲的开头部分,就会恍然大悟,啊,原来是这首啊。甚至有报道说这是世界上销售量最高的唱片。
▼和製では山下達郎さんの「クリスマス・イブ」がゆるがぬ定番らしい。バブル経済真っ盛りのころ、新幹線のCMに流れた。♪きっと君は来ない……の詞と曲に、甘い思い出、切ない記憶が重なる中年世代もおられよう
而在日文的圣诞歌曲中,山下达郎的《圣诞夜》(Christmas Eve)似乎是铁打不动的指定曲目。它曾在泡沫经济全盛的时期,在新干线的广告中播放。恐怕一定有不少中年人被那♪你一定不会来……的歌词和乐曲,唤起自己或甜蜜或悲伤的记忆吧。
▼〈待つ人はつねに来る人より多くこの街にまた聖夜ちかづく〉。歌人小島ゆかりさんの一首に、待ち合わせスポットの人模様を想像してみる。来る人は一人ずつやってきて、待つ人とともに街に消える。年の瀬の雑踏には、あたたかさと、冷たい風が混じり合う
“等待的人总是比来的人多,这条街又接近了圣诞夜”。从歌人小岛縁的这首歌中,我们可以想象出约会地点的人间百态。来的人一个一个地到来,与等待的人一起消失在街道中。年末的纷杂喧闹中,交织着温暖与冷风。
▼白樺派の詩人だった千家元麿(せんげもとまろ)の「三人の親子」という一編がふと浮かぶ。大晦日(おおみそか)の晩、母子3人が往来から、ガラス戸の中の餅をじっと眺めている。10分ばかり立ち尽くして、買わずにそっと歩み去る。そんな詩だ
我突然想起了白桦派诗人千家元麿所作的《母子三人》这首诗。说的是除夕之夜,母子三人从街的那边走来,一直凝望着玻璃窗中的年糕,站了10分钟,没有买悄悄地离去。
▼人は誰も見ていなかったが、〈神だけはきつとそれを御覧(ごらん)になつたらう〉と詩は続く。店のウインドーにせよ家々の窓にせよ、ガラスの向こうの華やぎや幸せが、胸にしみ入る時節でもある
虽然没有人注意到他们,但诗中接着说“神灵一定都看在眼里”。无论是店铺的窗子还是住户的窗子,这也是一个让人深深地感受到玻璃窗对面的奢华与幸福的时节。
▼天気予報は寒波を告げて、各地でホワイトクリスマスの光景が広がるという。しかし聖夜の団欒(だんらん)も、たしかな暮らしがあってこそ。広がる格差、進まぬ復興――。神ならぬ政治は、しかと「御覧」になっているであろうか
天气预报宣告了寒流的到来,据说能看到白色圣诞节景象的地方正在扩大。然而只有实实在在的生活才能拥有圣诞夜的团圆。贫富差距的加大、不见起色的复兴-----。并非神灵的政治,不知是否都把这些清楚地“看”在了眼里呢。